2018年10月12日金曜日

単行書への寄稿文をarXivに投稿

以前に書いた論文の前半部分をまとめたものです。今回初めて math.AP (Analysis of PDEs) というカテゴリに投稿しました。新しいカテゴリに投稿するには専門家からの承認(endorsement)が必要だったので寄稿依頼を受けた数学者に承認してもらいました。内容についてはこちらから。

2018年7月21日土曜日

徒然の項目に「エッセイ」追加

エッセイはブログ形式で公開します。

2018年6月27日水曜日

ナイア講義ノート、草稿第二版

だいぶほったらかしにしていましたが、草稿第二版を公開します。以前にナイア本人に追加・修正してもらった内容も反映してあります。誤植、修正点などありましたらご連絡ください。

2018年6月25日月曜日

素粒子データ更新

素粒子データ検索システムにParticle Data Groupによる最新のデータを反映させました。最新版はこちらから。登録粒子数は212から214に増加。K(0)*(700)とDelta(1900)が追加されました。それぞれについて0,+と-,0,+,++の電荷があります。また、粒子名が変更となったものが2つありました。chi(c2)(2P)はchi(c2)(3930)、Upsilon(1D)はUpsilon(2)(1D)と改名されています。

2018年4月10日火曜日

arXivに論文投稿

トーラス上のアーベル型チャーン-サイモンズ理論におけるゼロ・モードの正則波動関数が重さ2のモジュラー形式とみなせるという前回の結果を受け、この波動関数にヘッケ作用素がどのように施されるかを考えました。波動関数のある種のゲージ変換(二重周期並進によって誘導されるゲージ変換)を考えると、ヘッケ作用素の効果はそれらの和によって解釈できることを示しました。この解釈を推し進めて、モジュラー形式に付随するレベルの概念が波動関数に現れること、ヘッケ固有値の物理的な解釈など直感的な(あまり厳密でない)議論を行いました。満足いく結果ではありませんでしたが、数ヵ月ほど無駄に時間をかけたので論文としてまとめました。詳しくは、こちらから。