2011年6月1日水曜日

ホロノミー形式の論文(第4弾)をarXivに提出

グルーオン散乱振幅の量子効果が多重対数関数と関連付けられることが最近の研究から明らかになりつつあります。今回の論文では、ホロノミー形式の枠組みで1ループ散乱振幅の計算を行う手法を開発し、通常の汎関数微分をもちいて1ループ散乱振幅が多重対数関数で自然に表されることを示しました。これは、場の量子論の肝要である正則化に新たな視点を与える興味深い研究成果です。詳しくはこちらから。